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Protect使用時の.NET Coreエージェントで想定されるパフォーマンス

パフォーマンスへの影響を理解する手掛かりとなるよう、サンプルの.NET Coreアプリケーションを使用して内部テストを実施し、情報を収集しました。実際のパフォーマンス数値は、他のいくつかの要因によって異なる場合があることに注意してください。

CPU使用率

  • .NET Coreエージェントは通常、CPUリソースの5〜10%を使用します。

  • この範囲は、エージェントでProtectモードが有効になっている場合に発生する追加のCPU負荷を表しています。

  • 実際の影響は、アプリケーションの複雑さ、処理するワークロード、およびその他の環境上の要因によって異なる場合があります。

メモリ使用量

  • .NET Coreエージェントには通常、約200MBの追加メモリが必要です。

  • このメモリ使用量は、エージェントの操作と関連するデータ構造を考慮したものです。

  • 実際のメモリへの影響は、アプリケーションのサイズ、複雑さ、および処理される同時リクエスト数によって異なる場合があります。

レイテンシ

  • .NET CoreエージェントでProtectモードを有効にすると、リクエストの処理中に追加のレイテンシ(遅延時間)が発生する可能性があります。

  • このレイテンシの増加は、1〜10ミリ秒の範囲になります。

  • レイテンシへの具体的な影響は、アプリケーションの負荷、同時実行ユーザ数、処理されるリクエストの内容などの要因によって異なります。

  • 通常発生する遅延は最小限ですが、実際の数値は特定のアプリケーションの性質により異なる可能性があるという点に注意してください。これらのパフォーマンス数値は、.NET Coreエージェントがアプリケーションに与える影響を最初に理解する際に参考にするための基準となります。ただし、実際のパフォーマンスへの影響は、お使いの環境やアプリケーションの固有の要素によって異なる可能性を認識することが非常に重要です。典型的なワークロードや現実的なシナリオを使用して、パフォーマンステストを実施し、アプリケーションのパフォーマンスへの影響を適切に評価することを強く推奨します。本番環境に近い条件をシミュレートすることで、設定が最適化され、セキュリティとパフォーマンスのバランスを評価することができます。弊社では、.NET Coreエージェントの性能の向上とアプリケーションのパフォーマンスへの影響の最適化に継続して取り組んでいます。皆様からのフィードバックを大切にしておりますので、パフォーマンスに関する意見や懸念事項などがあれば、ぜひご連絡ください。.NET Coreエージェントのパフォーマンスに関するサポートや追加情報が必要な場合は、お気軽に弊社サポートまでお問い合わせください。最適なパフォーマンスレベルを維持しながら、アプリケーションのセキュリティと安定性を確保できるようサポートします。