脆弱性のステータス
脆弱性のステータスは脆弱性グリッドに表示され、以下の表に示すいずれかになります。ステータスは編集することができます。
ステータス | このステータスを設定する状況 |
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報告済 | これは、Contrastで検出された脆弱性のデフォルトのステータスです。アプリケーションでデータフローが悪用される可能性があります。 |
確認済 | ソースコードをレビューしたり、悪用したりすることで、この脆弱性が真の判定であると確認しています。 |
疑わしい | この脆弱性は、提供された詳細情報に基づくと真の判定のように見えるものの、その有効性を判断するにはさらに調査が必要です。 |
問題無し | この脆弱性は、ソースコードを変更することなく対処されています。このステータスを設定する場合は、以下のいずれかの理由を選択する必要があります。このステータスに設定された脆弱性は、再検出されても報告済に戻ることはありません。
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修復済 | この脆弱性は、アプリケーション内のソースコードやconfigファイルを変更することで修正されています。 |
修正完了 | この脆弱性は、ソースコードの変更もしくは問題無しのステータスで指定された理由により修正されています。このステータスに設定された脆弱性は、再検出されても報告済に戻ることはありません(このオプションは、管理者のみが利用できます)。 |
修復済 - 自動検証 | このステータスは、Contrastで脆弱性が一定の期間検出されておらず、脆弱性ポリシーの設定に基づいて修正されたとみなされる場合に、Contrastによって自動的に設定されます(ユーザは、このステータスを適用または変更することはできません)。 |
報告済、確認済、疑わしいに設定されたポリシーは、オープン中とみなされます。問題無し、修復済、修正完了、または修復済 - 自動検証に設定されたポリシーは、クローズされたとみなされます。脆弱性をオープンで絞り込んで、オープンステータスのみを表示したり、全てを選択してオープン中とクローズされたステータスの両方を表示したりできます。

エージェントから報告された脆弱性が、それまでにContrastで検出されたことがない場合、その脆弱性のエントリがContrastで新規に作成されます。この脆弱性が既に存在する場合、Contrastは、既存のエントリ、問題数、および最後に検出されてからの日数を更新します。全ての脆弱性が既存のステータスで再オープンされますが、前回修復済または修復済 - 自動検証に設定されていた場合は異なります。これらの脆弱性は、報告済として再オープンされます。