Javaエージェント
ContrastのJavaエージェントは、Javaベースのアプリケーションで、Contrast AssessやContrast Protectによる解析を可能にします。エージェントは、従来のアプリケーションサーバで構築されるJavaのWebアプリケーションや、Netty、Play、Spring Bootなどで構築される新しいJavaのWebアプリケーションも解析します。JVMがあれば、Javaエージェントは詳細なセキュリティ情報を得ることができます。
アプリケーションが実行されると、Javaエージェントのセンサーがアプリケーションのセキュリティ、アーキテクチャ、ライブラリに関する情報を収集します。エージェントによる解析の結果は、Contrast UIで確認できます。
アプリケーションの解析を開始するには、JVMパラメータの-javaagent
使用して、 Javaエージェントをインストールします。<YourContrastJarPath>
をContrastエージェントのJARファイルへのパスに置き換えて、以下のように指定します。
-javaagent:<YourContrastJarPath>
注記
Contrast JARファイルは、アプリケーションにエージェントを組み込む際に指定します。JARファイルの名前とJARファイルへのパスは、ご利用の環境のファイル構成やファイルのダウンロード方法によって異なる場合があります。
MavenまたはLinuxパッケージマネージャからファイルをダウンロードする場合は、contrast-agent.jar
という名前になります。また、エージェントのバージョンとビルド番号が名前に追加される場合もあります。Contrast UIからファイルをダウンロードする場合は、contrast.jar
という名前になります。
本ドキュメントにて「<YourContrastJarPath>
をContrast JARファイルへのパスに置き換えてください」と記載されている場合、JARへのパスは以下の例のいずれかのようになります。
/opt/contrast/contrast-agent.jar contrast/contrast-agent.3.7.11.17825.jar DOWNLOADS/contrast.jar
関連する情報:
Javaエージェントの設定または特定の環境で設定する場合の確認