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.NET Coreエージェントの設定

全てのエージェントには基本の設定があり、設定値には優先順位があります。

ご利用の環境に合わせて、.NET Coreエージェントを設定してください。

ヒント

Contrastエージェント設定エディタを使用すると、 YAML設定ファイルの作成やアップロード、YAMLの検証、推奨される設定値の表示などができます。

Azure App Serviceの.NET Coreエージェントを設定

Azure App Serviceを使用している場合、次の方法で.NET Coreエージェントを設定できます。

  • Azure Portal: 環境変数を使用して.NET Coreエージェントを設定します。

    環境変数の構文を使用して、構成メニューのアプリケーション設定の画面で全ての設定を追加します。

  • Web.configファイルの環境変数:<aspNetCore> 要素の<environmentVariables>セクションに、環境変数の構文を使用してオーバライドを指定します。

  • YAML設定ファイル: アプリケーションのデプロイメントに含めるか、Kuduコンソールを使用して、このファイルをAzure Webアプリケーションにアップロードします。

    構成\アプリケーション設定 画面で、CONTRAST_CONFIG_PATHという新しいアプリケーション設定を追加して、このファイルを指す値を指定します。

    例えば、アプリケーションルートのcontrast_security.yamlファイルを使用するには、 構成\アプリケーション設定画面にアクセスし、CONTRAST_CONFIG_PATHというキーにD:\Home\site\wwwroot\contrast_security.yamlという値で、新しいアプリケーション設定を追加します。Azure App Serviceのアプリケーションファイルが、D:\home\site\wwwrootにデプロイされます。

関連項目

環境変数を使用して.NET Coreエージェントを設定する

環境変数は、いくつかの方法で設定できます。

ヒント

.NET CoreエージェントのYAMLテンプレートにあるプロパティは、いずれも環境変数に変換できます。

  • エージェントのログレベル(agent.logger.level)を"TRACE"に変更するには、CONTRAST__AGENT__LOGGER__LEVELというキーに"TRACE"という値を指定します。

  • エージェントのサーバ名(server.name)を"MyServer"に変更するには、CONTRAST__SERVER__NAMEというキーに"MyServer"という値を指定します。

最も一般的な設定のいくつかは次のとおりです。

環境変数

目的

CONTRAST__APPLICATION__NAME

Contrastサーバに報告されるアプリケーション名を指定

CONTRAST__APPLICATION__GROUP

このアプリケーションを関連付けるアクセスグループを指定(アクセスグループは作成済みであること)。

CONTRAST__APPLICATION__SESSION_METADATA

Contrastでセッションの新規作成時に使用されるメタデータを指定。エージェントによって検出された脆弱性は、この新しいセッションメタデータに関連付けられます。

CONTRAST__SERVER__NAME

Contrastに報告されるサーバ名を指定

CONTRAST__SERVER__ENVIRONMENT

アプリケーションを実行する環境を指定(Development、QA、Production)

その他の利用可能なプロパティの説明は、.NET CoreエージェントのYAMLテンプレートを参照してください。

.NET CoreのYAML設定ファイルのテンプレート

YAML設定ファイルを使用して.NET Coreエージェントを設定する場合には、以下のテンプレートをご利用ください(YAML設定については、YAML設定の説明を参照してください)。

YAML設定ファイルは、デフォルトの場所に配置します。

  • Windows:C:/ProgramData/contrast/dotnet-core/contrast_security.yaml

  • Unix:/etc/contrast/dotnet-core/contrast_security.yaml

https://docs.contrastsecurity.jp/common-agent-config/dotnetcore_contrast_security.yaml